うつ病仲間は作らない方がいい理由

こんにちは、真衣です。

私はうつ病の頃
ブログやTwitterで
苦しい気持ちを吐き出していました。

家族や友達に毎度毎度
「つらい、苦しい」
って言ってたら迷惑ですからね。

嫌われます。
うざがられます。

実際、うつの時に
とても優しくしてくれた親戚のおばさんが近くに住んでいたので
私は甘えていつもそのおばさんを頼って
話を聞いてもらってた時期がありました。

「つらいの…、私どうしたらいいんだろう」

そんなことを毎度のように嘆いていました。

おばさんは私の話をしっかり聞いてくれて
自分のこれまでの人生だったり
色んな話を交えながら
私のためになるような話をたくさんしてくれました。

なので私はおばさんをどんどん頼るようになっていきました。

いつもとても親身に優しくしてくれてたおばさんなのですが、
ある時突然

「いつまで甘えたこと言ってるの!?」

と、つき放すようなことを言ってきたのです。

その時初めて気が付きました。

私はおばさんにとって本当は迷惑だったんだってことに。

優しくしてくれるから
話を聞いてくれるから
と言って私は相手の迷惑を考えずに甘えてばかりいました。

何度も何度も
「つらいの。くるしいの」
と嘆くことしかしていませんでした。

そんな吐き出しのはけ口にされただけの相手にとっては
ただただ迷惑だった。

最初は優しくしてくたけど
いい加減鬱陶しくなったのでしょうね…

当時はそのことに全然気が付かなかった自分を残念に思います。

ほんと今は申し訳なかったなと思ってます。

それ以外にも
家族や友達にうつ病の苦しさを訴えても
やはり困惑されることがほとんどです。

最初はやさしくしてくれようとしてくれるけど
だんだん迷惑になってくるんだろうというのを
肌で感じとっていきました。

なので私はブログやTwitterで
見て欲しい人にだけ見てもらうという選択で
つらさを吐き出すようにしていました。

「今日はとくに苦しいです」

「つらい、つらい、死にたい」

とにかく苦痛を言葉にして吐き出しました。

身近な人じゃなくても誰でもいいから
誰かに気持ちを理解してほしかったんだろうと思います。

そういうツイートをしていると

「私もうつ病です。気持ちわかります。」

と、同じうつ病の人から返信をもらうようになりました。

同じうつ病の方と
「私は今こんな状況です。
同じですね。つらいですよね」
と、共感し合えるようになっていきました。

この時はとても救われた気持ちになりました。

やはり、同じ境遇の人とは
しっかりと分かり合えるので
自分のことを分かってもらえて
認められてる気持ちになれたんです。

理解してもらうことは
私にとって本当に救いになりました。

ただ、今になって分かることがあります。

あの時は確かに救われましたが、
苦しさを理解されて安心することと
うつ病が治ることとは
まったく相反することだったんだということ。

うつ病の苦しさを誰かと共有できて安心できたからと言って
うつ病の改善にはまったくならなかった。
むしろ、うつ病が治るのをストップさせていたかもしれないとすら思います。

というのは、

うつ病を共感しあえる仲間がいる状態になっているということは
私はうつ病患者の一員だ
ということを明確にしてしまう行為にあたるからです。

”私はうつ病なんだ”
ということをはっきりと自分自身で認識してしまう。

そうすると
あたかもうつ病らしい行動を自らとりつづけることになってしまっていました。

相手からのメッセージにも
「そうですよね。つらいですよね」
と、同調してあげなくては
と思うようになって
うつ病同士の同調は永遠と続くようになって行きました。

同調が続いているということは
うつ病が続き続けるということ。

でも、私は、うつ病の人と共感しあってることに
とても安心して居心地が良かったので
しばらくうつ病同士でのやりとりにのめり込んでいました。

1年ぐらいは
うつ病吐き出しツイートやブログを続けていたのですが

私はある時に精神薬の危険性について知ることになって
私は薬を辞める決意をします。

うつ病は医者では治らない 皆知らない精神薬と医療の真実
こんにちは、真衣です。 今日は薬の怖さと医療についてお話します。 私はうつ病になった時、心療内科にかかってごく普通に投薬治...

その頃から、気がついたら
吐き出しツイートをまったくしなくなっていました。

これは後になってから気がついたことです。

「そういえば吐き出しブログとツイートって
いつの間にかしなくなってたな」
ってことに気づいて確認したら
ちょうど回復に向かって行った時期だったんです。

”薬を辞めてやる!”
という行動をし始めた時から
吐き出しをしなくなりました。

そして薬を辞めることに成功した私は
その後時間をかけてうつ病を回復させていくことになりました。

先日、何気なく思い出して
うつ病の頃に使っていたTwitterを久しぶりに見てみました。
うつ病ツイートをしていた時から更新していませんでした。

当時、「私もうつ病です」と言って
メッセージのやりとりをしていた人がいたので見てみたら
その人は今もうつ病のままでした。

なんだか、切なくなりました。

私は治ってこんなに元気なのに
彼女はまったく変化がないんだ…って。

彼女のプロフィールには
しっかりと”うつ病です”と書かれていて
病院に行ったツイートや
今日の不調などのツイートなど
昔と変わらず今でもうつ病ツイートをしていました。
もう3年以上も経つのに。

彼女のツイートを見てみると
他にもうつ病友達とたくさんつながっていました。

彼女はもしかしたら
うつ病仲間と共感しあえる環境が当たり前になりすぎて
うつ病であることが当たり前で普通のことになってしまっているのかな
と思いました。

もちろんそれで本人が心から満足しているのならいいけど
もしかしたら自分でも気づかぬうちに
うつ病から抜け出せない環境に陥っているのなら
残念だなと思います。

私はうつ病仲間とやりとりしていた時は
治ることが考えられなくなってました。

それはあとになってから気がついたことで
その時は気が付かなかったというのが怖いところです。

吐き出しツイートのおかげで
安心や安らぎを得ることはできました。

それは紛れもなく救いになりました。

でもそれを永遠に続けていたとしたら、、、、

想像するのが怖いです。

もし私がずっとうつ病友達との交流を続けていたら
もしかしたら私は今でもうつ病のままだったかもしれません。

投稿者プロフィール

真衣
真衣
4年かけてうつ病を克服。
投薬期間1年2ヶ月。
断薬期間3週間。

断薬してから鬱症状を克服するまで約3年。

一番苦労したのは自己否定から来る
ネガティブな感情の対処でした。

詳しいプロフィールはこちら↓
自己紹介〜言語障害に苦しんだ幼少期から現在に至るまで〜
はじめまして。 真衣です。 2018年現在41歳です。 私は35歳でうつ病を発症して 仕事を失って、未来を失いました。...

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