私に結婚・出産願望がない理由

こんにちは、真衣です。

近頃、少子化問題で

女性への生め生め圧力が強まっていますよね。

私も一時期はこの

生め生め圧力を感じて

「生まない女は価値がないのか」

自己卑下してしまっていたことがありました。

でも、私には私だけの事情があって

結婚も出産もしない理由があります。

私は物心ついた頃から結婚願望も出産願望もありませんでした。

願望がないというより

自分自身に禁止令を出しているようなものです。

言語障害によって受けた屈辱

私は4歳ぐらいから吃音という言語障害があって

しゃべることがうまくできません。

”どもり”とも言って

言葉がスムーズに言えません。

画家の山下清さんを題材にしたドラマ

『裸の大将』のあの喋り方です。

あのドラマでは

言葉はつっかえるものの

なんとかしゃべっていますよね。

私の場合は言おうとしている言葉が

まったく出てこなくなり、

呼吸困難になって白目を向いてしまうこともあるという状態です。

はっきり言って

学校生活も社会生活にも支障がありまくりです。

なのに援助などはありません。

学校生活も社会生活も苦痛で苦痛で

何度も死んでしまいたいと思いました。

吃音は本当に苦しくてつらいです。

しゃべるのがうまくできないため

学校では異常者扱いされました。

吃音は障害者認定されている国もあるのですが、

日本では障害認定されていないため

基本的には普通の学校に行くのが当たり前です。

吃音の私にとって

学校は地獄でした。

学校では本読みや発表などで

大勢の前で発言を強いられます。

その度に

私はただただ惨めな晒し者になって

恥をかかされてきました。

発言を求められ立たされるのですが

私は声に出そうとする言葉が出てきません。

「…っ、…っ…」

と声にならないような音だけが漏れるだけ。

そのうち沈黙が流れ

周囲はざわついてきます。

「またかよ」(ため息)

「どうして言わないんだろうね?」

「早くしてくれよ、

何この時間?退屈なんだけど?」

クラスメイトは苛立つか笑いものにするか

可愛そうに思うかどれかです。

その周囲の冷ややかな目線は

私の身体を突き刺すように感じました。

私は緊張と恐怖で全身が固くなって汗が吹き出してきます。

そして体は震え、ますます言葉が出てこなくなります。

こういう経験を何度もしました。

そのうち恐怖はどんどん

雪だるまのように大きくなっていって

学校自体が怖くなり人間も怖くなっていきました。

私は異常者だから…

私は皆が普通にできることができない自分を

何度も恥をかかされ記憶に焼き付けられました。

おかげで私は自分への自信がまったくもてません。

「私は普通じゃないんだ」

「私は異常者なんだ」

という認識を当たり前のように持っていました。

なので、いつのまにか

私は普通の生き方ができないものだと思い込んでいました。

・私のような異常者を誰も好きになることはない

・私のような異常者は結婚なんてできない

・私のような異常者は子供を生んではいけない

・私のような異常者の遺伝子を残すべきではない

これらは本当に小学生の頃から

当たり前のように考えていました。

今でもその考えが当たり前なので

時々、親戚や知人から

「結婚しないの~?」

「子供生みなよー」

「子供っていいよ~」

と、ある程度の年齢になると言われてきましたが

私は

”この人は誰に何を言っているんだろう?”

という気持ちになって返す言葉が見つかりません。

私は自分のことを普通以下の異常者だと思っているので

自分のことを好きになる人などいるわけがないと思ってます。

なので私が結婚することは想像もつきません。

出産に対しては、

子供を生むということは

自分の遺伝子を引き継ぐ可能性があることなので

そんな危険な行為はできません。

私のような異常者をこの世にまた誕生させるなんて

私には恐ろしくてできません。

私が味わってきた地獄を

また味わう人間を作るなんて

そんな可愛そうなことしたくありません。

そしてそんな子供を間近で見ていられません。

救ってあげられる自信もありません。

私が味わった苦痛をまた別の人間に与えるなんてできません。

私は、子供時代は毎日が地獄でした。

社会人になってからも地獄ばかりでした。

私はこの世の中が嫌いです。

私みたいな普通じゃない人間にとって

この社会は生き地獄以外の何者でもありません。

私がこんな大嫌いだと思っている世の中に

自分が命を送り込もうなんて思えません。

出産に関しては

私にとっては絶対にしてはいけないこと

という認識でいます。

子供を生むことは本能なのか?

子供を作らない選択をあえてしている女性って結構いらっしゃるようなのですが、

その原因の1つとして、自己否定をしていることが挙げられます。

・虐待を受けたことによって自分に価値がないと思いこんでしまう。

・容姿をバカにされたことで自分に自信が持てなくなった。

など。

自分はダメな人間だと思い込んでしまうと

人って遺伝子を残そうとしなくなるものなのだと私は思っています。

生き物は環境に応じて進化して適応して生きていくもの。

そして、適応ができなくなった種は滅びます。

生き物としての摂理です。

自分をダメな人間と思い込むということは

自分はこの世に必要ないと思うこと。

なので自分の種を残してはいけないという

本能が働くのだと私は考えます。

「死にたい」と思うことにも通じますよね。

死にたくなるのは自分に価値がないから

生きる必要がないと解釈するからです。

生き物は生きようとする本能が強いのはわかります。

けど、自ら命を絶つというのも本能だと思うのです。

生物はより優秀な子孫を残そうとする本能があります。

孔雀はより美しいオスがメスに気に入られますし

ライオンは強いオスだけが子孫を残せます。

メスに気に入られなかった弱いオスは

子孫を残せずに人生を終えるのです。

「女は子供を生むことが当たり前だ」

と、あたかもそれが常識だと

上からマウントしてくる人がいますが、

はっきり言ってそれはその人の経験値からの思い込みでしかありません。

生物の世界では

種を残すべき者だけが残せるのです。

誰もが当たり前にする行為じゃないんですよね。

そもそも。

私は過去の出来事によって

「子供がいらない」「結婚できない」

と感じ取ってしまいました。

時々それを

「お前の考えは間違っている!」と

否定されることがありますし

理解されないことがほとんどです。

でも今私は他人の意見に惑わされずに

自分の心の声をちゃんと自分自身で受け止めて理解することをきちんとすることによって

ストレスを受けずにいられます。

現実がどうであろうと

大事なの自分の感情を安定させること。

自分自身が心から望むことで満たされることをするのが

自分にとって一番なのです。

自分をわかってあげられるのは自分だけで

自分を心地よくしてあげられるのも自分だけなのです。


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投稿者プロフィール

真衣
真衣
4年かけてうつ病を克服。
投薬期間1年2ヶ月。
断薬期間3週間。

断薬してから鬱症状を克服するまで約3年。

一番苦労したのは自己否定から来る
ネガティブな感情の対処でした。

詳しいプロフィールはこちら↓
自己紹介〜言語障害に苦しんだ幼少期から現在に至るまで〜
はじめまして。 真衣です。 2018年現在41歳です。 私は35歳でうつ病を発症して 仕事を失って、未来を失いました。...

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コメント

  1. だきに より:

    人って怖いですね
    優しいのに