毎日ほとんど同じ生活を繰り返していると、自分がまるで全自動の機械になったように感じることがあります。
毎月ほぼ同じ収入で、その中で生活していると、朝起きて仕事に行き、帰ってきて家事をして寝るというルーティンの繰り返しです。最初はそれほど気にならなくても、ある日突然、ブツっと糸が切れたように
「私、一体なにのために生きているんだろう」と虚しさを感じることがよくあります。
小さな変化で解決できるのかという疑問
インターネットや書籍では「毎日同じことの繰り返しでつらい」と感じたときは小さな変化を取り入れるといい、とよく書かれています。たとえば、
旅行に行く
いつも行かない場所に行く
普段通らない道を通ってみる
などです。
でも、私の経験ではこれらの方法は一時的にしか効果がありませんでした。
旅行に行けば一瞬楽しいですが、また同じ生活に戻れば虚しさも戻ります。
普段通らない道を歩いてみても、最初は新しい発見がありますが、何度も繰り返しているうちに新鮮さはなくなり、結局また日常に埋もれてしまいます。
私が歩くことを趣味にした経験からわかること
昔、歩くことを趣味にしていた時期があります。1〜3時間くらい歩いて出かけ、初めて見る景色やお店を見つけると楽しかったです。
しかし数週間も経つと、どこを歩いても似た景色に見え、新しい発見は減っていきました。小さな変化を取り入れても、やがてそれは変化ではなくなってしまうのです。
小さな変化では解決できないこともある
毎日同じことの繰り返しでつらいときの改善策は、人によって合うものが違うのかもしれません。ちょっとした変化だけで状況が改善する人もいるでしょう。
しかし私の場合、いろいろ試しても「少し違うことをしても結局何も変わらない」と感じ、元に戻ってしまいました。だから、一般的なアドバイスに従うだけでは虚しさを解消することはできませんでした。
本当に効いたのは達成感のある行動
私にとって有効だったのは、少しでも「達成感のあること」を生活に取り入れることです。たとえば、
メルカリで何かを売る(またはそのための行動をする)
副業を始める(またはそのために準備や下調べをする)
などです。小さな変化ではなく、自分の行動が具体的に成果や報酬につながることが大事でした。
成果がでるところまで到達しなくても、それに関する行動をするだけでもOKです。
これによって、”前に進んだ“・”上に登った“という感覚を少しずつ積み重ねることができ、毎日がただの繰り返しという認識ではなくなるのです。
前に進んだという実感することで充実感が得られ、ただの機械じゃないんだと思えるのかもしれません。
ようは小さな変化は一時的なものでしかないけど、成果や報酬は積み上がっていくものになるという違いがあるのだと感じています。
まとめ
毎日同じことの繰り返しでつらいと感じても、単に違うことをするだけでは根本的な解決にはならない場合があります。大事なのは、自分が達成感を感じられる行動を取り入れることです。
小さな変化ではなく、行動の成果を実感できることが、虚しさを少しずつ和らげてくれます。私にとってはそれが、日常に少しだけ色をつけるための唯一の方法でした。


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