奈落の底にたたき落とされる出来事がありました。
こんにちは、ゆまです。
一週間前、たまたま自分が働いている会社の求人を見ました。
そしたら、今の自分のお給料よりも高い金額だったんです。
見た瞬間血の気が引いて、体が固まって動けませんでした。
そのあと体が震えて、動悸が襲ってきて、やるせない怒りでいっぱいになりました。
会社の理不尽かつ不誠実な行為にモヤモヤが収まらない日々を過ごしています。
月給1万4000円の格差
金額の差はいくらだったのかと言うと、
時給で80円の差です。
月給にすると1万4000円も違います。
年間にすると17万円もの差になります。
月1万4000円あったら生活はずいぶん違います。
ちょっとした外食だったら3回は行けます。
今までお金を気にして安い食材しか買えなかったのが、ちょっといい食材を買えるようになるかもしれない。
ほしい洋服だって1万4000円あれば手が出せるかもしれません。
それが入ったばかりの新人にはできて、長く働いている人にはできない。
こんな理不尽を押し付けられて納得できるでしょうか。
これまでの会社への貢献や努力を踏みにじられた気持ちでいっぱいです。
屈辱感と悔しさでこの一週間、あまり眠れていません。
私は入社して10年近くになります。 昇給は年に10円か20円ほどしかありませんが一応ありました。でもそれよりもこれから入ってくる人の方が高いお給料で働くなんて、人を馬鹿にしています。
そう簡単に辞められない現実
こういう話をすると
「そんな会社辞めればいい」と意見が飛んでくることが想像できます。
過去に「他人の悩みに極論で答えてしまう心理とは?」という記事を書いたことがありますが、人間は他人の悩みに対して深く考慮することを避ける脳の仕組みを持っています。(くわしくはこちらの記事を参考に)
なので、
* 「彼氏が嫌 → 別れればいい」
* 「仕事がつらい → やめればいい」
* 「親とうまくいかない → 縁を切ればいい」
とドライな極論を言ってしまいがちです。
しかし、実際に自分がその立場に置かれたらその極論とは違う答えや考えを持つのではないでしょうか。
簡単に辞められるのなら悩まない
そりゃあ私だった今すぐに辞めてしまいたい気持ちはあります。
でも、新たに今よりも良い職場を見つけられるかどうかは運の要素もあるし、下手したら今よりも悪い環境の会社に入ってしまう可能性だってあります。会社は実際入ってみないとわかりません。
それに転職活動をする労力や体力を考えると腰が重くなります。
新しい仕事が見つからないリスクも背負わなければなりません。
仕事を辞めるだけなら簡単ですが、転職は簡単ではありません。 今の仕事を辞めたからといってその先が必ずよくなるとは限りません。
だから誰もが会社に不満があっても簡単に辞められず苦悶するんです。
まずは同僚に情報共有した
ひとりで抱え込むのが苦しかったので、私はすぐに同僚に報告しました。
現在同じ仕事をしている人は6名います。
3名は私と同じ反応でした。
「ムカつく」「ありえない」「馬鹿にしてる」 と会社への不満と不信感で許せない気持ちのようでした。
ひとりはもうすぐ年齢による退職が決まっているので、「私は今更もういいよ」という意見でした。
もう二方は、理不尽でムカつくとは言うものの「仕方がない」とどこか諦めムードでした。 こんなに理不尽な扱いをされても平気なのかと驚きましたが、話をきくと転職が難しい年齢だから会社に交渉したところで賃金を上げなくても辞めないだろうと思われて上げてくれなそう、という考えだそうです。
この状況にどう向き合うか(3つの選択肢)
私にできることは以下の3つの選択肢です。
- 選択肢①:事実を確認し、交渉する可能性を探る
- 選択肢②:会社への期待を捨て、給料分だけ働く
- 選択肢③:副業や環境を変える準備を少しずつ始める
選択肢① 交渉する
会社に何も交渉もせず言いなりになってしまうのは悔しいので、交渉はしたいです。
最低でも求人と同じお給料に上げてほしいです。
本来なら求人に乗っているのが今の仕事のスタート賃金なので、勤続年数が上ならそれよりさらに高い賃金にするのが公平な対応なのですけどね。
ちなみに、あとから入った人の方がお給料が高いことは違法ではないそうです。
あくまで倫理の問題です。
しかし会社に交渉するのは勇気が入りますし、自分の立場が悪くなるリスクもあります。
メールで言うのか、それとも対面で言うのか。
誰に言うのか。
どんな文言にするのか。
考えなければならないことがたくさんあります。
これだけでも精神が疲弊しそうです。
どうして被害者ばかりがこんな精神的苦痛を背負わなければならないんでしょうね。
そして交渉して通らなかったら今よりもさらに精神を消耗しそうです。
選択肢② 会社への期待を捨て、低い賃金なりの働きだけする
今、私はこの状態です。
がんばって全力で仕事に取り組もうというモチベーションにはなれません。
仕事が回る最低限の仕事量で仕事をしています。
やりがいをもって仕事したほうが充実感があって精神衛生上良いことはわかっていますが、今の状況ではとてもそんなふうには働けません。
選択肢③ 副業や環境を変える準備を少しずつ始める
【副業の選択肢】
- タイミーやウーバーイーツなどで夜や土日に働く
- クラウドソーシングで在宅の仕事をする
- ココナラやブースなどで自分のスキルを販売する
- youtubeやブログなどで報酬を得る
副業といってもたくさんの選択肢があるので、どれをやっていいのかまだ考えがまとまっていません。
実際に副業で安定して収入が得られるには時間がかかりそうです。
これからの私の行動は
今考えているのは、同僚みんなで大勢で交渉することです。
ひとりでだと軽くあしらわれてしまいそうですが、大人数で交渉すれば、まだ会社もどうにかしてくれるのではないかと可能性に期待したいです。
まだどう行動するかまで決まっていませんが、進捗があったら報告します。
読んでくれてありがとうございました。
ゆま

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