私は富山県の田舎の出身で、18歳から30年以上東京に住んでいます。
36歳から38歳まではうつ病になって、東京での生活ができなくなって富山に住んでいた時期もあります。
田舎暮らしも都会ぐらしも知っています。
田舎暮らしと都会ぐらしのメリットデメリットをまとめてみました。
仕事について
仕事は都会ではいくらでもあります。
選ばなければ誰でもいくらでも働き口があります。
そして、どんな仕事をしていても人の目を気にするる必要がありません。
田舎だと仕事の種類も量も少ないです。
たとえば私がやっていた洋服のデザイナーとかありません。
都会にしかない仕事ってたくさんあります。
また仕事に対しての周囲の目があるのの田舎の特徴です。
「あのお宅の娘さんはあそこで働いている」など、なぜかまわり近所、知り合いに職場が知れ渡ってしまいます。
なので、安易にへんな仕事に就くと、まわりから白い目で見られたり
へんな噂を立てられたりすることもあります。
仕事に関しては圧倒的に都会の方が自由度が高く
田舎は自由がないと感じます。
仕事がないことで希望を持てなかった私の過去
私は36歳のときうつ病になって、仕事ができなくなって一人暮らしが厳しくなったため富山の実家に戻りました。
そのときは富山に移住するつもりでした。
しかし、やりたい仕事がまったく見つかりませんでした。
あるのは工場勤務とかばかりで、毎日工場で同じ作業をするのかと想像するだけで
うつ病が悪化しそうでした。
私はそれまで洋服のデザイナーで、そこそこクリエイティブな仕事だったので
工場勤務の仕事を20年30年続ける自信がありませんでした。
富山に引っ越してうつ病を治して生活しようとしたのですが、先行きに行き詰まってしまい、逆にうつ病がどんどん悪化してしまいました。
未来に希望が見えないとうつ病の回復は難しいものです。
眼の前が真っ暗の道に進んでいながら回復は困難です。
なので私はうつ病が治らないまま、もう一度東京に引っ越して仕事を探して生活を始め、それからうつ病が治りました。
仕事がない田舎では希望がなかったんですね。
というわけで、田舎は仕事の量も自由度もかなり低いのが難点です。
住宅環境の良し悪し
住宅環境は土地が安い田舎の方が圧倒的によいです。
5〜6万の家賃で、都内だと10万以上する物件と同じグレードの賃貸に住めます。
その分賃金も安いというのはあります。
でも、東京のように狭小スペースのアパートとかはあまりなく、
そこそこの広さのある賃貸しかないので、住環境が悪いと感じることは
都会よりは少ないと思います。
交通やショッピングの利便性
田舎は車がないと生きていけません。
電車が発達していないので徒歩圏内で生活することはほぼ不可能です。
そうなると、老後に生活するのは大変だし、
一人暮らしで具合が悪いときなど車が運転できないときはかなり不便を感じます。
都会だとちょっと歩けばコンビニやドラッグストアやスーパーがあるので
生活に困ることは少ないです。
田舎の広い土地と住環境に憧れる
こんな感じで、田舎は不便です。
仕事のなさや生活環境の不便さから、困難が発生する可能性があります。
だけど、私の実家のように、自分の家のまわりに住居がない場所に住んでいたら
都会の密集した住宅環境が息苦しくてたまらなく感じることがあります。
都会は便利だけど住環境が息苦しいです。
都内の一戸建ては隣との隙間が数十センチしかないし、マンションなどの賃貸は誰かとの共同住宅なので、他人の生活音が必ず聞こえます。
私は実家にいるときは好きなだけボリュームを上げて音楽を聞いたり歌ったりしていました。楽器も好きなだけ音が出せました。
しかし都会ではそんなことはまずできません。
周り近所を常に意識して生活しなければならない都会の生活は
ときどき異常だなと思ってしまいます。
誰からも干渉されない、他人の音を気にしない生活ができるのは
超田舎の一戸建ての特権です。
私は子供のころにそれを経験しているので、どうしてもいつかは
周囲に誰もいない田舎の一戸建てに住みたいという願望が捨てきれません。
今の都会の生活では、常に誰かに気を使って生活している状態です。
そして、気を使わない非常識な近隣住民から被害を受けることは珍しくありません。
騒音問題というやつです。
そんな非常識な人から身を守りたくてひっそり田舎での生活を夢見ています。
でも、仕事はないだろうし生活環境は悪くなるだろうから
いますぐ実行はできないんですが。
難しいですね。両立は。
都会の良さも田舎の良さも両方よくわかっているので
どちらがいいとは言えないんですよね。
”どっちがいいか”は人それぞれの価値観や環境によって決まることは間違いありません。
でも、誰もが田舎の広々とした敷地の家に憧れるのは共通しているんじゃないでしょうか?

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