こんにちは、ゆまです。
1ヶ月ほど前から現れた更年期障害のホットフラッシュがしんどいので、エクオールを飲むかどうか決める前に、まずはエクオール検査をやってみることにしました。
更年期とエクオールの関係について
更年期になると女性ホルモンであるエストロゲンが減少し、ホットフラッシュや関節痛や便秘などさまざまな症状が起こる場合があります。症状が出る人でない人、そのレベルは個人差があります。
それら更年期障害のホットフラッシュや関節痛などの症状に、女性ホルモンのエストロゲンによく似た作用をする、エクオールという成分を摂取すると、症状がやわらぐ場合があることが広く知られています。
婦人科などでエクオールを処方することもあります。
エクオールは体内で作れる人と作れない人がいる
エクオールとは、大豆製品などに含まれるイソフラボン成分を腸内細菌が代謝してできる代謝産物です。
エクオールを作れる腸内細菌を持っている人は大豆製品を食べればエクオールを摂取できます。
でもその腸内細菌がない、または少ない人は大豆製品を食べてもエクオールを生産できないのでサプリメントで摂取する必要があります。
エクオールが作れるか作れないかがわからないと、どう対策をとってよいのかわかりません。
なので、まずはエクオール検査をやってみることにしました。
エクオール検査キットを購入
まずはネットでエクオールの検査キットを購入しました。
いくつかの会社から販売されているものがありましたが、エクオール研究の長い歴史と実績がある大塚製薬さんのエクオール検査キットを選びました。
私は楽天のこちらのストアで購入しました。
このときの値段は4060円で、楽天の中で最安値でした。
水曜日の22時に注文して、到着したのは3日後の土曜日の午前中でした。
検査のやり方と注意点

届いた検査キットの中身はこれだけです。とてもシンプル。
手順書や説明の紙と、検査用の入れ物とカップ、それと返信用封筒です。
検査する前に申し込み手続きをしておく
検尿の採取容器にバーコードとIDが書かれたシールが貼られています。
それをQRコードからマイページに登録しておきます。
これで検査申し込み完了です。
とっても簡単です。
このあと尿を郵送すれば検査結果がメールで届きます。
尿を採取するさいの注意点

やり方はいわゆる検尿と同じです。
尿を採取して郵送で送ります。
そのさいに、とても重要なことがあります。
それは必ず前日に大豆製品を食べなければならないことです。
口コミに「大豆製品を食べないといけないことを知らずに食べずに検査してしまった」というものがいくつかありました。
エクオールは大豆製品を食べたときに、大豆製品からエクオールを生産されるものです。
大豆製品を食べたときにしかエクオールは体内に存在しないので、大豆製品を食べていないときには検出されません。
大豆製品を食べていないときに検査したら、エクオールを作れる人であっても結果はゼロと出てしまうので、必ず前日には大豆製品をしっかり食べないといけません。
私は念の為、5日前ぐらいから毎日、納豆1パックか豆腐150gを食べました。
尿を採取するタイミング
説明書には「大型連休は検査施設が受け取れない」と書いてあるので連休前には送らないほうがよいようです。
私はできるだけ正確に検査結果がほしかったので、できるだけフレッシュ(?)な状態がよいかと思って、土日を挟まないように月曜日に採取して郵送しました。
発送から検査結果が来るまでの日数
月曜日の朝に尿を採取して、朝8時ぐらいにポストに投函しました。
検査結果のメールが来たのは3日後、木曜日の14時ごろでした。
検査結果

ドキドキワクワクしながら検査結果を見ましたが、
私はエクオールを作れていない人でした…(撃沈)
検査結果には、エクオールについての説明や、今後の対策などが丁寧に書かれています。
日本人の56%はエクオールがつくられない

日本人の56%はつくれていない人で、44%がつくれている人だそうです。
検査結果は5段階に分けられています。
レベル3以上が”つくれる人”だそうです。
エクオールがつくれるようになる場合もある
結果といっしょにいろいろと説明やアドバイスも書いてあるのですが、そこにはこう書かれています。
なお、複数回にわたり検査をした人の6割で、レベル判定に変化が見られました。腸内環境を整えて半年~1年後に再度検査をしてみてはいかがでしょうか。
つまり、エクオールがつくれるレベルは固定ではなく、腸内環境によって改善される場合があるということだそうです。
エクオールがつくれるようになるアドバイス
アドバイスには大きく下記の3つでした。
- 食物繊維の摂取で腸内環境を整える
食物繊維の多い食品を多く食べられると腸内環境を維持・改善できます。- 大豆製品を食べる
大豆製品を食べる習慣をキープする。- 睡眠をとる
実は睡眠時間とエクオール産生状況は関係しており、エクオールが「つくれている」人は睡眠時間が8時間以上確保できているようです。今より少しでも多く睡眠時間を確保できるように心がけてみましょう。
大事なのは食物繊維、大豆製品、睡眠。
食物繊維をとり、睡眠をよくとることで腸内環境をよくして、大豆製品を食べたらエクオールをつくれるようになる可能性があるということです。
食物繊維でホットフラッシュの症状が軽くなった
私は1週間前ぐらいから便秘が気になって、もやしやオートミールやヨーグルトなど、食物繊維を多く摂るようにしていました。
もちろん大豆製品も毎日摂っています。
そしたら、ホットフラッシュの症状が少しずつ軽くなっていきました。
今はほとんどホットフラッシュの症状を感じません。
一日に2〜3回程度、ほんの少しだけ汗が出るときはあるけど、以前に比べたら1/10ぐらいの症状です。
汗の量もしんどさも明らかに減りました。
レベル2で「つくれない人」と判定されているのに、食物繊維を1週間程度意識して摂るようにしただけで変化があるなんてぴっくりしました。
エクオールをつくれる体を目指す!
私は食物繊維と大豆製品でホットフラッシュが軽減されました。
検査ではエクオールレベル2でしたが、もしかしたら今後検査をしたら上がっているかもしれませんね。
腸内環境を整えるように食生活に気をつけて、更年期のつらい症状を減らせていけたらうれしいです。


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