HSPと神経質の違いとは?【結論】神経質はHSPの要素のひとつ

HSP
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ゆま

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HSPさん
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HSPと神経質って同じ意味?
神経質って言われると悪く言われてるみたいでなんかイヤだなぁ…
違いがあるのかな?

こんな疑問に答えます。

本記事の内容

  • HSPの定義(神経質との違い)とは?
  • 神経質を悪いものと捉えないクセをつける

この記事を書いている私自身もHSPです。普段から精神医学や心理学、脳科学が好きでいつも本を読みまくっていて、HSPに関しては10冊ほどの書籍を読んでHSPの理解を深めています。

HSPは少数派であるがゆえに本来の特性である気質を周囲から認められることが少なく、否定されたり矯正するように仕向けられたりすることで「自分本来の姿であってはいけない」と自分を否定しながら生きている人が少なくなりません。ゆえに生きづらさを抱えやすいのです。

私自身も子供の頃から生きづらさを抱えていましたが、心理学などの本を読んで自分への理解を深めることによって生きづらさが和らぐようになりました。

そんな私がHSPが抱えやすい疑問に答えます。

HSPの定義(神経質との違い)とは?

まずHSPの定義は、ウィキペディアによると下記のように記されています。

刺激に対する「深い認知的処理」と「高い情動的反応」を持つ人のことで、その様な高い敏感性を「感覚処理感受性(sensory-processing sensitivity)」と呼ぶ。

ウィキペディア(Wikipedia):HSP

続いて神経質の定義は下記とされます。

情緒不安定や些細なことを気にする性格や、取り越し苦労をしやすい気質(神経質傾向)をさす場合が多い。ある特殊の気質の人に起こるあくまでも精神的なものと捉え、病気ではないとした。

ウィキペディア(Wikipedia):神経質

こうして見るとHSPと神経質はどちらも”気質”であるという捉え方をしている点では同じです。

大きな違いは神経質は悪い点だけを指している言葉なのに対して、HSPは悪い点だけを指す言葉ではなく”高い感受性があるからこそクリエイティブな発想ができる”などの良い点も含まれることです。

私なりにHSPと神経質の違いをまとめると

  • 「神経質」は過敏であるがために起こる悪い症状のことを指す言葉
  • 「HSP」は悪い症状を表すための言葉でなく、その特性を活かすために生まれた概念
  • 神経質はHSPに含まれる場合もあるが、HSPと神経質は同じ意味ではない。
  • HSP≠神経質 HSP∋神経質

上記のことから言えることは、
HSPを「神経質」と言うことを完全否定はできないけど、完全一致とも言えない、という感じですね。

人に簡単に説明するとしたら
「HSPには神経質の要素も含まれるけど、イコールってわけじゃないよ」
と言うのがシンプルですかね。

”神経質”を悪いものだと捉えないくせをつける

HSPは自分に神経質な部分があることを自覚していたり、他人から指摘されたりして、神経質なことを欠点だと思って気にしている場合があります。

世間一般的には神経質な人というのはめんどくさがられて煙たがられますからね。

でもHSPは神経質なだけではなく、それ以外の利点もたくさんあるのだからそこだけで自分を悪者のように思わないように気をつけたいものです。

神経質であってもそれ以外の魅力を認められていれば問題ない

私が以前勤めていた会社ですごく神経質で、「あれはやめて」「これをしないで」と周囲に理解されないとやっていけない人がいました。
神経質であり潔癖症であり、強迫神経症のような症状をいくつも持っていました。

そんな方でしたが、社内では重要な立場の存在で部下からも慕われ尊敬されていました。

神経質であれやこれやうるさく言う人は一般的には煙たがられやすいですが、それ以外の能力や魅力があれば、必ずしも煙たがられるわけではなく、ちゃんと認めてもらえるんですよね。

「神経質なことを言うと嫌がられる」と思って必死に我慢して耐えてる人もいるかもしれませんが、信頼関係がちゃんとあれば意外と理解してもらえることもあるので、無理をしすぎないことも大事です。

神経質な部分を笑いにする

例えば、さまぁ〜ずの大竹さんは神経質なところをネタにして笑いにしていますよね。
大竹さんがHSPかどうかはわかりませんが、神経質なキャラをいじられて笑いが生まれる、ということはありますので、神経質であることが何もかも悪いことだけとは限りません。

自分の神経質エピソードを笑い話にできるならそれはもう欠点でもはなく利点です。

神経質だからこそ有利なこともある

些細なことが気になって取り越し苦労になることも確かにあるかもしれませんが、その細かな神経のおかげで人よりも問題に気づき解決しやすいことも多々あります。

大雑把な人には理解されませんが、細かなことに気づいてその問題を解決できる喜びを味わえるのは自分がHSPで神経質だからなんだということを私は最近よく実感しています。

まとめ

  • HSP=神経質 とは言えない
  • HSPに神経質も要素も含まれるが、HSPは神経質な人を表す言葉ではない
  • 神経質は悪いことばかりではなく利点になることもある部分に目を向ける
  • 神経質だからこそできることを大事にする
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