神経過敏で不安になりやすい人間がなんのために存在するのか

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ゆま

ゆまです。
40代・独身。普通の生活に馴染めず、毎日ちょっと息苦しさを感じながら生きています。そんな日常で気づいたことや役立つヒントをゆるく書いています。

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現代では神経過敏や神経質な人、不安になりやすい人は一般的に敬遠される存在だ。
そしてそれは私自身のこと。

「この匂いが気になる」とか人が気づかないことに気づいてなにか言うと、たいていは馬鹿にされたりめんどくさそうにあしらわれる。

子供のころ眠れないことがよくあって、寝ている母親のところに行って「眠れない」と言うと「うるさい!人が寝てるのを邪魔するな!」とキレられた。

正直、神経過敏で周囲から良いように見られたことはおそらく一度もない。

神経過敏がひどくて、下手すると普通の生活ができない人だっている。(聴覚過敏でイヤーマフをしないと外出できない人など)

なぜこういう人が一定数存在するのだろうと不思議だった。
こういう人達が無意味で邪魔な存在なら自然と人類の歴史から淘汰されそうなのに。

そんな疑問の答えになることがこの本の一部に書かれていた。

触れることの科学 なぜ感じるのかどう感じるのか/デイヴィッド・J・リンデン/岩坂彰
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ストレスへの弱さが利点になることも

ストレス耐性の強い子供を育てることが善であるなら、なぜすべての母親がそのようにしないのか。
飢餓の危機や危険に常にさらされている場合、神経過敏である方が適応的でありうる。

触れることの科学

つまり、神経過敏は危機に対して敏感に反応する能力が高いので生存率が上がることになるという。

不安になりやすい性格というのはようは危険察知能力に長けているということ。
不安になりにくい人は逆に危険察知をしにくいので危険なことに巻き込まれて命を落とす可能性が高まるという。

不安になりやすいとか神経過敏は、危機に対して生存率を高めるのに有効な性質だということだ。

これは主に子育ての段階で母親にあまり世話をされなかったりした人にやりやすい。
親から守ってもらえないという不安を常に抱えて育った結果、神経過敏で不安になりやすい性質に育つという。

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