砂糖を10年やめた体験談|元スイーツブロガーが10年砂糖断ちしてみてわかったこと

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ゆま

ゆまです。
40代・独身。普通の生活に馴染めず、毎日ちょっと息苦しさを感じながら生きています。そんな日常で気づいたことや役立つヒントをゆるく書いています。

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こんにちは、ゆまです。

10年近く、砂糖を一切摂らない生活をしていました。

世の中には「砂糖を辞めたら肌が生まれ変わった!」「人生がポジティブになった!」というキラキラした体験談が溢れていますよね。そうした記事を読んで、「私も変わりたい!」と期待に胸を膨らませている方も多いのではないでしょうか。

正直に言います。 私の10年間の結末は、拍子抜けするほど何も変わらないというものでした。 そんな私の体験を語ろうと思います。

元スイーツブロガーが「砂糖」を断絶した理由

そもそも、私は以前はスイーツブロガーでした。
テレビ番組から2度お声がかかったことがあるぐらいの知名度がありました。

甘い物が大好きで、ホールケーキ1個やロールケーキ1本を一回でひとりで食べるのが当たり前。スイーツビュッフェに行きまくり、毎日のようにデパ地下で高級スイーツを買い食べまくっていました。 平均すると一週間にホールケーキ約3個分は食べていました。

そんな私がなぜ、突然「砂糖断ち」を決意したのか

私は30代後半ぐらいから「老けたくない」という思いが異常に強かったんです。そんなとき糖質制限がブームになり、ちゃっかりその波に乗っかったというわけです。

「砂糖=老化を加速させる悪」という論理を信じて私は一切の砂糖を絶ちました。

私が徹底した「砂糖断ち」のレベル

私の砂糖断ちは、周囲から見るとかなりストイックだったようです。 自分ではそれほどストイックにやったつもりはなかったのですが。

  • お菓子は当然ゼロ: お菓子やケーキなど一切口にしません。
  • 食品に含まれる砂糖も徹底排除: 市販の調味料や惣菜、レトルト食品やコンビニ飯。原材料をチェックすれば分かりますが、現代社会で砂糖が入っていない加工食品を見つけるのは至難の業です。私はそれらも極力避け、自炊のみの生活を送りました。
  • 2年間の完全糖質制限: 最初の2年間はさらにストイックにで、パン、米、パスタ、うどんといった主食そのものをいっさい絶つ時期もありました。

「とにかく糖質を引いて、タンパク質を足せばいい」という教えを忠実に守りました。

【現実】期待した変化は、何一つ起こらなかった

「10年も砂糖を辞めたのだから、さぞかし劇的な変化があったのでは?」と想像されるかもしれません。

しかし、驚くほどに何一つ変化はなかったんです。

肌質:ニキビも毛穴も「そのまま」

私は長年、脂性肌でニキビや毛穴の目立ちに悩んできました。
砂糖を辞めれば、血糖値が安定して皮脂分泌が抑えられ、肌がツルツルに美しくなる……そんな理屈に期待していました。

しかし、現実には何も変わりませんでした。
10年経っても、相変わらず脂っぽく毛穴の目立つ肌のままです。

ダイエット:変化なし

「砂糖を辞めてスリムになった」という成功談も多いですが、私はケーキをドカ食いしていた頃から体重は45〜47kgで太っていません。

昔から大食いですが、食べても太らないんです。
これはもう完全に生まれつきの体質です。

肥満については70%が遺伝(生まれつきの要素)という研究もあるので、砂糖をやめたら痩せられるかどうかは期待しないほうがいいかもしれません。

メンタルの安定:不安なものは不安

「血糖値の乱高下がなくなれば精神が安定する」という説も、私には当てはまりませんでした。もともと精神的に不安になりやすい性格なのですが、砂糖を辞めてもそれは何も変わりません。

精神的な部分も、遺伝率は60%と生まれつきの要素が強く、簡単に変わるものではないそうです。

メンタルと集中力:むしろ衰えた?

「頭が冴え渡て集中力が上がる」といった効果も期待していましたが、なにも変わりませんでした。

集中力は砂糖を食べていた若い頃の方がずっと高かったのではないかと感じるほどです(まあ、これは単なる加齢のせいかもしれませんが)。

体調改善:冷え性が治ったのは「別の理由」

「砂糖を辞めると冷え性が改善する」とよく言われますが、私の場合は少し違います。確かに冷え性は改善しましたが、それは砂糖を辞めたからではなく、タンパク質中心の食事に切り替えたことが理由だと思っています。

虫歯:完璧に磨いていても「なる」

砂糖を10年とらず、さらに歯医者さんに行ったら毎回「清掃状態は完璧ですね」と褒められるほどケアを徹底しています。

10年以上毎日一日2回フロスをして、4本の歯ブラシを使って毎回10分以上歯のケアに時間を費やしています。

それでも普通に虫歯になりました。

これも虫歯になりやすい人なりにくい人は生まれつきの要素が大きいことを後に知りました。

味覚の改善:変わるわけがない

「砂糖を辞めると味覚が鋭くなって自然の甘みを美味しく感じる」というのも、私に言わせれば疑問です。もし砂糖を食べている人が味覚音痴だというなら、毎日甘いものを試食している和菓子職人さんやパティシエの方は、みんな味覚音痴ということになってしまいますよ。

実際、私の味覚も別に変わりませんでした。
「砂糖を食べてると自然の甘みに鈍感になって、やめると自然の甘みを美味しく感じられるようになる」という理論らしいですが、砂糖食べてても自然の甘みや美味しさもわかりました。

結局これも科学的なエビデンスはなく、”個人の感想“にすぎません。

体質のほどんどは「遺伝」という事実

のちに本を読んで知ったことですが、人間の要素の多くは遺伝(生まれつき)でほとんど決まるそうです。

遺伝を証明する有名な双子研究というものがあります。 一卵性双生児(遺伝子がほぼ同じ二人)を長期間追跡した研究では、食生活やライフスタイルが異なっていても、肌の老化スピードや太りやすさ、さらには虫歯のなりやすさまで、驚くほど似通った結果になることが示されています。

つまり、私たちの外見や健康状態のベースラインは、生まれた瞬間にかなりの部分が決定されており、後天的な努力で変えられる範囲はかなり少ないんです。

「糖化(AGEs)」を防げば老化は抑えられるという理屈はあります。ですが、それを実感するには「砂糖を辞めた自分」と「砂糖を摂り続けた自分」の二人が同じ時を過ごし、10年後に並んで比較しなければ不可能です。

今の自分を見て「若々しい」と言われたとしても、それが砂糖断ちの成果なのか、単なる親から譲り受けた遺伝子のおかげなのかを証明する術はどこにもないのです。

砂糖断ちしても変化がなかった理由を調べてみた

一般的な医学情報では、砂糖の過剰摂取は全身の慢性炎症を招き、摂取を控えることで体調が劇的に改善するとされています。しかし、10年間の実践においても自覚症状に変化が見られなかった背景には、個人の生理学的な特性が大きく関与していると考えられます。

1. 高い糖代謝能とインスリン感受性

スイーツブロガーとして大量の糖質を摂取していた時期においても不調が生じなかったのは、膵臓から分泌されるインスリンの感受性が極めて高く、血中の糖を速やかに細胞内へ取り込み処理できていたためと推測されます。糖が血中に長時間留まることで生じる血管内皮へのダメージや、インスリン抵抗性に起因する倦怠感が発生しにくい、安定した代謝システムを有している状態です。

2. 食事誘発性熱産生の高さ

大量に食べても体重が増加しないという事実は、食事誘発性熱産生(DIT)が非常に活性化していることを示唆しています。摂取したエネルギーを体脂肪として蓄積するのではなく、即座に熱エネルギーとして体外へ放散する能力が高い場合、過剰な砂糖摂取による肥満やそれに伴う代謝異常のリスクが物理的に抑制されます。

3. 糖化ストレスに対する防御機構

糖化最終生成物(AGEs)はタンパク質を変性させ炎症を引き起こしますが、この蓄積度合いや排泄能力には個体差があります。長期間の大量摂取においても体感の変化がなかったのは、体内のタンパク質が糖化しにくい、あるいは形成されたAGEsを分解・排泄する防御機構が十分に機能しており、閾値を超えた慢性炎症にまで発展しなかったためと考えられます。

4. 結論:統計的エビデンスと個体差の乖離

医学的なエビデンスはあくまで一定の母集団における確率的な傾向を示すものであり、全ての個人に同一の反応を保証するものではありません。10年間に及ぶ砂糖断ちを通じて得られた変化がないという結果は、自身の身体が砂糖という外部因子に対して非常に高い適応力と処理能力を備えていたことを示す、客観的な記録と言えます。

砂糖を辞めてたときのデメリット

身体的な変化がなかった一方で、人間関係の円滑さには少し悪影響がありました。

友達から「この甘味屋さんに行こう」と誘われたときに、「私、砂糖食べないから」と言って断ったんですが、相手からしたらウザかっただろうなと思います。めんどくさいやつと思われたでしょうね。

それに、甘い物が食べれないなら代替案を考えないといけないし、「どういう理由?」「ダイエット?」「意味あるの?効果は?」などとめんどうなやりとりがありました。

また、職場ではよくお土産のお菓子を配ってくれる人がいるのですが、「甘い物食べないので」と言って断ると相手に気を使わせてしまうので罪悪感がありました。

何も言わず受け取ってあとで捨てることもあり、胸が痛みました。

砂糖をやめてよかったこと

よかったことは無駄な出費が抑えられたことです。
それはよかったです。

でも、本当にそれだけです。

10年砂糖をやめてからの現在

砂糖を辞めて10年たった今、多少の甘い物を食べるようになりました。
やはり甘いスイーツは美味しくて多幸感を得られます。

もちろん以前のようにドカ食いするつもりはありません。
たしなみ程度に食べたいときは我慢せずにおいしく食べてます。

いただいたお土産も遠慮せず食べています。

もともと砂糖を大量に使う甘ったるい料理が苦手なので、相変わらず家に砂糖はありません。
甘みが必要なときは、みりんやはちみつで代用しています。

砂糖断ちで変わりたいと思ってる人に言いたいこと

砂糖を辞めれば、すべてが解決するかのような魔法の言葉で砂糖断ち推奨する人がいます。 もちろん彼らを100%否定はしません。 実際に変化を感じた人もいるのでしょう。

しかし、ただのプラセボ(思い込み)の可能性も否定できませんし、注目されたいゆえの大げさな表現かもしれません。

数値化できるものではないので、結果はあくまで”個人の感想“にとどまります。

現に、10年かけて何の変化もない私という証明がありますし、個人差があるのも当然のことです。

それと、砂糖断ちした結果をビフォア・アフターの写真を載せて、しわやたるみなどの老化現象が「こんなに変わった!」と報告している記事もよく目にします。
それには対してはちょっと懐疑的に見てしまいます。

人の顔の状態ってその日その日でかなり変わります。
疲れや気分で老けて見える日もあれば、気分がよくて広角が上がって若々しく見える日もあります。
季節やその日の天候によっても肌の調子は変わります。

“3か月砂糖断ちしたビフォア・アフターの写真”などは真に受けないほうがいいのでは?と私は思いますけどね…

砂糖断ちして変化がない人もいる

私のように元々食べても太らない体質だったり、元々若く見られる人は砂糖断ちしても変化を感じにくいのかもしれません。

  • 砂糖断ちしたら高確率で絶対に大きく変化があるわけではありません。
  • 個人差があります。
  • ネット上にあるのはあくまで”個人の感想”でしかありません。
  • 医学的に砂糖断ちすることを全員に推奨されているわけでもありません。

私の10年間の体験談が誰かの役に立ったらうれしいです。

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